WordPressで保存ができない!WAFが原因かも?

エラー 注意点

WordPressの投稿や設定を保存しようとしたときにエラーが発生することはありませんか?
その原因の一つに「WAF(Webアプリケーションファイアウォール)」が関係しているかもしれません。本記事では、WAFによる保存エラーの対処法をわかりやすく解説します。

目次

WAF(Webアプリケーションファイアウォール)とは?

WAFとは、Webサイトへの不正アクセスや攻撃から保護するセキュリティシステムです。サイトに送信されるリクエストを監視し、不正なリクエストをブロックすることで、情報漏えいや改ざんを防ぎます。

WAFの主な機能

  • 不正リクエストの遮断: 攻撃の疑いがあるリクエストを自動ブロック。
  • SQLインジェクション対策: データベースへの不正アクセスを防止。
  • クロスサイトスクリプティング対策: 悪意あるスクリプトの実行を防ぐ。

保存エラーが起こる原因

WordPressの保存エラーは、WAFが正常なリクエストを「攻撃」と誤認識してブロックすることで発生する場合があります。

よくあるエラー例

  • 投稿の保存ができない
  • 画像のアップロードに失敗
  • プラグインやテーマの変更時のエラー

WAFによるブロックが疑われるサイン

  • 403エラー: アクセスが禁止された場合に表示されるエラーコード。
  • リクエストがタイムアウト: 処理が進まず、保存が完了しない。

保存エラーの対処方法

1. WAFのログを確認する

サーバー管理画面にアクセスし、WAFのログを確認しましょう。ブロックされたリクエストが記録されていれば、WAFが原因の可能性があります。

2. WAFの一時無効化(テスト用)

短時間だけWAFを無効化し、保存操作を試してみてください。
保存が成功すれば、WAF設定の見直しが必要です。

注意: 無効化後は必ず再度有効化してください。

3. WAFのルールをカスタマイズする

サーバー管理画面から、特定のリクエストを許可するようWAFの設定を変更しましょう。

4. ホワイトリストへの登録

特定のリクエストやIPアドレスをホワイトリストに追加することで、ブロックを回避できます。

5. サーバーサポートに相談する

設定の変更が難しい場合は、サーバー提供会社のサポートに問い合わせて、適切な設定方法を確認しましょう。

よくある質問

WAFは無効にしても大丈夫ですか?

セキュリティリスクが高まるため、無効化は一時的なテスト目的のみに留めましょう。

WAFの設定はどこで確認できますか?

サーバーの管理画面やセキュリティプラグインの設定ページから確認できます。

保存エラーが頻発する場合の対処法は?

WAFログを確認し、特定のリクエストをホワイトリストに登録するか、サーバーサポートに相談しましょう。

WAFとWordPressのプラグインは競合しますか?

一部のセキュリティプラグインと競合する可能性があります。両方の設定を確認してください。

WAFを設定しないとどうなりますか?

サイトがサイバー攻撃に対して無防備になり、情報漏えいや改ざんのリスクが高まります。

まとめ

WordPressで保存エラーが発生した場合、WAFの設定が原因の可能性があります。WAFのログ確認や一時的な無効化、カスタマイズ設定を行い、必要に応じてサーバーサポートに相談することで問題を解決しましょう。セキュリティ対策とサイトの安定運用を両立させるため、WAFの適切な管理を心がけてください。

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