今年注目のWebフォントとタイポグラフィ傾向

今年注目のWebフォントとタイポグラフィ傾向
Webサイトを見て
「読みやすい」
「ちゃんとしている」
と感じるかどうか。
実はその印象の多くは、フォントと文字組み(タイポグラフィ)で決まっています。
色や写真を変えても成果が変わらないのに、
文字を整えただけで問い合わせが増える。
そんなケースは珍しくありません。
この記事では、今でも“正しく、長く使える”Webフォントとタイポグラフィの考え方を、分かりやすく整理します。
「流行っているフォント」を探す前に知っておくべきこと
最初に大切なことをお伝えします。
フォントに「正解の流行」はありません。
なぜならWebサイトは、
・見せるための作品
ではなく
・読んで理解してもらうための道具
だからです。
今年注目すべきなのは「このフォントが流行っている」ではなく、
どう選べば失敗しにくいかという考え方です。
2026年のWebフォント設計で外せない3つの前提
1. 読みやすさは“感覚”ではなく条件で決まる
2026年のWeb制作では、「なんとなく読みやすい」では不十分です。
重要なのは、
- スマホでも文字が潰れない
- 行間・文字間を広げても崩れない
- 長文でも目が疲れにくい
といった条件を満たしているかです。今後ますます無視できなくなります。
2. 可変フォント前提で考えると、設計が一気に楽になる
最近のWebフォントでは、可変フォント(Variable Fonts)の活用が現実的になっています。
これは、見出し用・本文用・強調用とフォントを増やさなくても、
1つのフォントで太さや雰囲気を調整できる仕組みです。
結果として、
- デザインに統一感が出る
- 更新時に迷いにくい
- 表示速度のトラブルが減る
というメリットがあります。
3. Webフォントは「見た目+表示速度」までセットで考える
フォント選びでよくある失敗が、表示が遅くなったり、文字が一瞬消えたりすることです。
これはフォント自体の問題ではなく、設定の問題で起きます。
実務では、
- 表示中に文字が消えない
- 読み込み後にレイアウトがズレない
この2点を前提にフォントを扱うのが標準です。
今年注目されているタイポグラフィの考え方
見出しと本文は「役割」で分ける
今年の傾向として強いのが、見出しと本文を明確に役割分担させる設計です。
- 見出し:情報の要点を一瞬で伝える
- 本文:ストレスなく読み進めてもらう
フォントを変えなくても、太さ・サイズ・行間を変えるだけで十分に差は出ます。
小さな文字を「読ませよう」としない
情報を詰め込みすぎて、文字が小さくなるサイトは今も多く見かけます。
しかし今は、
「すべて読ませる」よりも「迷わせず理解させる」設計が評価されます。
文字サイズを上げ、余白を取り、必要な情報だけを残す。
これもタイポグラフィの重要な役割です。
太字は「装飾」ではなく「案内」に使う
太字を多用すると、かえって重要なポイントが分からなくなります。
太字は、
- 読み飛ばしても内容が分かるようにする
- 文章の道しるべを作る
ために使うのが正解です。
「流行を真似する」より「自社に合うか」を優先する
SNSやデザインギャラリーで見かけたフォントを、そのまま自社サイトに使う。
これは見た目は良くても成果が出にくい典型例です。
フォント選びでは、必ず次を考えてください。
- 誰に読んでもらうサイトか
- 情報量は多いか少ないか
- 信頼感と親しみやすさ、どちらを優先するか
この3点が決まると、自然と「合わないフォント」は外れていきます。
よくある質問
Webフォントは無料のものでも問題ありませんか?
はい。無料でも実務に十分使えるフォントは多くあります。重要なのは使い方です。
フォントは何種類まで使うのが良いですか?
基本は1〜2種類までがおすすめです。増やすほど管理が難しくなります。
スマホとPCで同じフォントで大丈夫ですか?
基本は同じで問題ありませんが、文字サイズや行間は必ず調整しましょう。
可変フォントは必ず使うべきですか?
必須ではありませんが、運用を楽にしたい場合は非常に有効です。
フォントを変えるだけで成果は出ますか?
単体で魔法の効果はありませんが、他の改善と組み合わせると大きな差になります。
まとめ
Webフォントとタイポグラフィで大切なのは、流行を追うことではなく、失敗しない設計をすることです。
- 読みやすさを最優先にする
- 見出しと本文の役割を分ける
- 表示速度・アクセシビリティも考慮する
この考え方を押さえるだけで、Webサイトの印象と成果は確実に変わります。
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