よくあるSEOの間違いと対策チェックリスト:順位が上がらない原因を「インデックス→重複→構造→品質→体験」で潰す!

SEOが伸びないとき、真っ先に「記事を増やす」「キーワードを変える」に走りがちです。
でも現場で多いのは、戦略以前の“土台ミス”です。しかも厄介なのが、土台ミスほど本人が気づきにくいこと。
この記事は「よくあるSEOの間違い」と「対策チェックリスト」を、優先順位つきで整理したものです。特に robots.txt / noindex / canonical は誤解が起きやすく、例えば robots.txt でブロックしてもURLが検索結果に出る場合がある、という点は公式に明記されています。
まず結論:SEOが伸びない原因は「ミスの種類」で切り分ける
SEOの失敗は、闇鍋に見えて“種類”があります。種類が分かると、直す順番が決まります。
優先順位(迷ったらこの順)
- インデックス(検索結果に出る状態か)
- 重複(評価が割れていないか)
- 構造(内部リンクで辿れるか)
- 品質(薄さ・根拠・誇大がないか)
- 体験(遅さ・モバイル)
- 運用(更新・監査・計測)
チェック0:インデックスの誤解(robots.txt / noindex)
robots.txtでブロックしてもURLは検索結果に出る場合がある
「robots.txtでブロック=検索結果に出ない」と思い込むのは、よくあるSEOの間違いです。
robots.txtでブロックされたページでもURLが検索結果に表示される場合がある(ただし説明文が出ないことがある)と明記されています。
チェック項目
- 検索に出したい重要ページを robots.txt でブロックしていないか
- “非表示にしたい”ページを robots.txt だけで処理していないか(noindexと混同していないか)
noindexで検索結果から外す(ただしクロールできる前提)
検索結果に出したくないなら、noindexを使うのが基本です。
ただし、robots.txtでブロックしているとGoogleがページ内容を取得できず、noindexを確認できないケースがあるため、意図に合わせて設計します。
チェック1:重複コンテンツ(canonical/noindex)で評価が割れている
canonicalization=Googleが代表URLを選ぶプロセス
canonicalizationは「重複ページ群から代表(canonical)URLを選ぶプロセス」と説明されています。つまり canonical URL はGoogleが最も代表的だと選んだURLです。
よくある失敗
- 地名だけ差し替えたLPを大量生成し、似たページ同士で競合
- /lp/ と /service/ が同内容で、本体が分からない
- canonicalを書いたのに、思ったURLが代表にならない(代表がズレる要因が残っている)
畳み方の型(優先度順)
- 統合:ほぼ同じなら1本化(最強)
- canonical:事情で分けるなら代表を“示す”+内部リンクも本体へ寄せる
- noindex:広告ABテスト用など、検索目的でない派生は出さない
チェック2:titleが弱い/上書きされる
title linkは複数の情報源から生成され得る
検索結果のtitle linkは複数の情報源から生成され、変更の反映には再クロール・再処理が必要で、数日〜数週間かかる場合があると説明されています。
よくあるNG
- 全ページで似たtitle(差が弱い)
- H1とtitleの主張がズレている
- ページ内の見出しが同等に目立っていて主題がぼやける
対策(実務の型)
- 何のページかが一読で分かる(サービス名+対象+地域など)
- H1とtitleの主張を揃える(ページの“主”を1つにする)
チェック3:内部リンク不足で“重要ページに辿り着けない”
ここは「SEOやってはいけないこと」の代表格です。記事を増やしても、重要ページへ辿り着けなければ成果に繋がりません。
チェック項目
- サービス/事例/料金/問い合わせに、記事からリンクがあるか
- 孤立ページ(どこからもリンクされないページ)がないか
- アンカーテキストが「こちら」ばかりで、リンク先が説明されていないか
孤立ページ(オーファン)を作らない基本設計
- すべてのページは、カテゴリ/関連記事/ハブ(まとめ)から最低1本つなぐ
- 記事 → 事例 → 料金 → 問い合わせ の導線を“標準装備”にする
- アンカーテキストは「何のページか分かる」表現にする
チェック4:薄いページ・キーワード詰め込みで信頼を落としている
“文字数”ではなく“判断材料”が不足
薄いページの正体は、文字数不足ではなく「比較検討に必要な材料がない」ことです。最低限、次のどれかが欠けると弱いです。
- 対象/非対象(誰向けか)
- 料金の目安 or 決まり方
- 事例(プロセスと結果)
- よくある不安への回答(FAQ)
誇大表現・断定で不信を招く
「必ず」「絶対」「最安」などの断定はトラブル要因にもなり得ます。
不確かな点は「一般的には」「ケースによる」と前提を明示し、条件や根拠を添える方が信頼が積み上がります。
チェック5:速度・モバイルなど体験(CWV)の足を引っ張っている
CWVはランキングで使われるが上位保証ではない
Core Web Vitalsはランキングシステムで使われる一方で、良いスコアが上位を保証しないと明記されています。
したがって狙いは「満点」よりも「足を引っ張らない状態」です。
画像・タグ・埋め込みで重くなる典型
- 画像が未圧縮/巨大
- Webフォント多用
- 計測タグ盛りすぎ
- 動画・SNS埋め込み乱用
チェック6:構造化データの誤実装/期待値ズレ
構造化データは表示保証なし。FAQは2023変更で多くのサイトで通常表示されない
構造化データは、実装してもリッチリザルト表示が保証されません。
加えて、2023年の変更でFAQリッチリザルトは「権威ある政府・医療サイト中心」になり、その他サイトでは通常表示されなくなると明記されています。
対策
- 構造化データは“表示のため”ではなく、本文の不安解消が本体
- FAQは実在する質問だけ(宣伝Q&Aにしない)
実務チェックリスト:監査の進め方(最短ルート)
まず1時間
- robots.txtで重要ページをブロックしていないか
- noindex混入がないか(特に移行・検証時)
- 重複セット(似たLP/記事)と本体候補を棚卸し
次に半日
- titleとH1の主張を揃える(上書きリスクを下げる)
- 孤立ページを解消し、重要ページへ導線を通す
- 画像・タグ・埋め込みを整理して重さを減らす
1週間
- 重複LPを統合/canonical/noindexで整理し、内部リンクも本体へ寄せる
- 薄いページを「判断材料」で再設計(料金・事例・FAQ)
- Search Consoleで対象ページを絞って改善前後を見る(運用ルール化)
よくある質問(FAQ)
Q1. robots.txtでブロックすれば検索結果に出ませんか?
robots.txtでブロックされても、URLが検索結果に表示される場合があると明記されています。検索結果に出したくない場合はnoindexを検討します。
Q2. canonicalを入れたのに意図したURLが代表になりません
canonicalizationはGoogleが代表URLを選ぶプロセスで、canonical URLはGoogleが選んだ代表URLです。望むURLに寄せるには、内容や内部リンクの整合も含めて揃える必要があります。
Q3. titleを変えたのに検索結果が変わらないのはなぜ?
title linkは複数の情報源から生成され、変更の反映には再クロール・再処理が必要で、数日〜数週間かかる場合があります。
Q4. Core Web Vitalsを改善すれば順位は上がりますか?
Core Web Vitalsはランキングシステムで使われますが、良いスコアが上位を保証しないと明記されています。まずは体験を悪化させない設計が現実的です。
Q5. FAQ構造化データを付ければ表示されますか?
表示は保証されません。さらに2023年の変更で、FAQリッチリザルトは「権威ある政府・医療サイト中心」になり、その他サイトでは通常表示されなくなると明記されています。
まとめ
よくあるSEOの間違いは、「高度なことをしていない」ではなく、基本の土台が崩れていることが原因になりがちです。
最優先は「インデックスの誤解を潰す(robots.txtとnoindexの役割を混同しない)」、次に「重複の整理(canonicalizationはGoogleが代表URLを選ぶ前提で整合を作る)」、そして「titleの一貫性・内部リンクの導線」。この順で直すと、ムダ打ちが減ります。
もしあなたが、
- どこが原因か分からず場当たり改善になっている
- LPや地域ページを量産して収拾がつかない
- 外注の施策を点検できるチェック基準が欲しい
このような状況なら、監査の設計から整えるのが近道です。
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